真鍋 周平(まなべ しゅうへい)
高松高校 平成13年卒
(Last updated:2004)

プロフィール

走り高跳びオリンピック候補選手
平成15年日本ランキング1位
大阪大学在学(H16.1現在)

フーリエ級数

これまでは、バーの真上で最高点となる形が常識とされてきたが、これでは足が引っかかりやすくなる。
むしろ、バーの少し手前で最高点に達するほうがバーを越えやすいのではないかと真鍋さんは考えた。
そして、人間の動きは「繰り返し」運動であるという発想から、周期関数をフーリエ展開して、走り高跳びの「理想の放物線」を計算した。

その計算結果に基づき、踏み切る位置を今までより5センチ手前にして、バーの少し手前で最高点に達するように繰り返し練習。
平成15年9月23日のスーパー陸上では2メートル25を記録し、世界選手権金メダルのフライターク(南アフリカ)、今季(2003)世界最高のウォラリアゼック(ポーランド)を押さえて第2位に。