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本田(旧姓沖津)由紀 高高58年卒 略歴 1983年(S58) 香川県立高松高等学校卒業 1983年(S58) 東京大学入学 2001年(H13) 東京大学社会科学研究所助教授 2008年(H20) 東京大学大学院教育学研究科教授 趣味 カラオケ、マンガ、通販カタログ誌を読むこと。 詳しいプロフィールはこちら(Wikipedia) 主な著書 「女性の就業と親子関係」2004年、勁草書房(編著) 「若者と仕事」2005年、東京大学出版会 「多元化する「能力」と日本社会」2005年、NTT出版 「『ニート』って言うな!」2006年、光文社(共著) 「若者の労働と生活世界」2007年、大月書店(編著) 学校の「空気」(若者の気分)2011年、岩波書店 本田さんへのインタビュー(第25回東京玉翠会総会プログラムより) 今の仕事など 私の中心的な研究テーマは、「仕事と教育と家族」の三つの関係が、それぞれの領域の中で何か起こっているのか、あるいは、領域と領域の接点で何か起こっているかを明らかにすることです。 三つの関係が、今まではぐるぐるうまく回っていたのに、回らなくなってきています。 それをどう補完すべきかについて考えていきたいと思っています。 日本の社会は、全員を同調させようという傾向が強く、スローガンやあいまいな言葉が世の中を覆っている感じに危機意識を抱いています。 実質的で骨格のある制度や仕組みを作るべきであり、たとえば私は「人間力」という曖昧な言葉に代わるものとして、「専門性」という言葉を提唱しています。 「専門性」とは、習得可能で、証明可能で、世の中を渡っていく最初の武器になるもの、器になるもの、確かな手がかりの一つになるものだと考えています。 高高時代 高高時代は、私は要領のいいほうでなく、時間と努力が頼りなだけの不器用な人間でした。 普通高校の進学校的な環境が苦しかった。 そういう時代を経験したからこそ、専門性の大切さや、自分の身になっていると思う教育内容や学習の仕方が大事だと思い、それをデータで裏づけながら研究、提言しています。 高2・高3のとき、高高裏の喫茶店「らんぶるいん」にけっこう入り浸っていました。動物ビスケットや大きなパフエを食べながら、一息つくのが楽しみでした。 高高生の印象、高高卒業生ヘのメッセージ 今の高高生の印象は、すごく初々しい。真面目、前向きでかわいい。 2006年10月に玉翠グローバルアカデミーで『「若者と仕事」の現状〜不安にならないために今できることは〜』というテーマで講演しましたが、高高生は寝ないで聞いてくれ、うなずいてくれて、うれしかったです。 高高出身の方は、気がつくといろいろなところにいて、ご活躍されていますね。 恵まれた環境で育って、進学校をちゃんと出て、社会の中でエリートと呼ばれる、リードする立場に立たれる方が多いと思います。 今の日本の社会は苦しんでいるのはその人自身のせいだ=自己責任という風潮にありますが、高高卒業生の方には、そういうつらい思いをしている人間に手を差し伸べる社会風土を作ることに、社会のリーダーとして手を貸していただきたいと思います。 困っている人、弱い人が、安堵の息がつけるように、高い地位についた人のモデルとなって先導していってほしいと願っています。 卒業生を応援するページのトップへ |