多田 満(ただ みつる)
高松高校 昭和53年卒
(Last updated:2015.10)

プロフィール

1978年(S53) 高松高校卒業
東京大学大学院修了 現在は、国立環境研究所環境リスク研究センター主任研究員(つくば市)、博士(農学)

著書・翻訳

『レイチェル・カーソンはこう考えた』 ちくまプリマー新書(2015年)

20世紀を代表する偉大な知性、レイチェル・カーソン。環境破壊を警告する嚆矢となった『沈黙の春』や自然を尊ぶ心を育む重要性を説く『センス・オブ・ワンダー』など今なお古びることのないその功績を問いなおす。
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『センス・オブ・ワンダーへのまなざし──レイチェル・カーソンの感性』(2014年,東京大学出版会)

自然の神秘さや不思議さを感じとろう――「センス・オブ・ワンダー」という感性は,『沈黙の春』をはじめレイチェル・カーソンのすべての作品の根底に静かに流れている。
カーソンの没後50年,「環境の世紀」といわれる現代によみがえる自然とともに生きるためのメッセージ。
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『レイチェル・カーソンに学ぶ環境問題』(2011年,東京大学出版会)

『沈黙の春』から50年――レイチェル・カーソンの作品をあらためて読み解き,そこに描かれていた生態系,生物多様性,自然との共生など,現代の環境問題を考えるうえで重要なテーマを生態学の視点から問いなおす。
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『環境毒性学』(渡邉泉・久野勝治編,分担執筆,2011年,朝倉書店)

『レイチェル・カーソン』(上岡克己・原 強・上遠恵子編,分担執筆,2007年,ミネルヴァ書房)

『陸水の事典』(日本陸水学会編,分担執筆,2006年,講談社)

『生態影響試験ハンドブック――化学物質の環境リスク評価』 (日本環境毒性学会編,分担執筆,2003年,朝倉書店)

『たのしく読めるネイチャーライティング』(文学・環境学会編,分担執筆,2000年,ミネルヴァ書房)

コンピューターアート

 環境や生物をテーマに複雑系の考え方をアートに取り入れ、コンピューターアートやミクストメディアによる制作をおこない、パリをはじめ東京、ウィーン、バルセロナ、フランクフルト、ニューヨークなどで開催の現代美術や版画の展覧会に多数出品。

 第2回日仏現代作家展 佳作賞(東京・パリ、1999)、第5回ART公募2001 画廊企画賞(東京、2001)、NY Coo Gallery 公募展 NY Coo賞(自由題材部門最優秀)賞(ニューヨーク、2007)、ル・サロン 銅メダル賞(パリ、2009)。