鴨田昭代(昭和34年卒)

天候不順の毎日ですが、皆様御変わりございませんか。
喘息と同居している私にとっては過ごしにくい季節です。

美術愛好会の活動として、会員の永野精子先輩(昭和27年卒)のご案内で、平成10年5月31日に開かれた窯祭りに、田中博子先輩(昭和26年卒)、村上雅子さん(昭和34年卒)と共に参加させていただきました。

曙窯というのは、元昭和電工社長の安西氏の邸内にあり、奥様の安西満江様が築かれたものです。
奥様は先年お亡くなりになりましたが、現在はお妹様の三木睦子様(故三木武夫首相夫人)が主催されています。

閑静なお屋敷町の真中で、美智子皇后様のお妹様がお茶を入れて下さるという、私たち庶民の全く知らない別世界の邸内に電気窯が三基備えてあり、芸大の先生をお招きして作陶が行われているそうです。

大作、小品とさまざまな作品が外の棚に並べられており、色々な土が置かれていて、こんな所で土をこねることが出来たら..とうらやましく思いました。

毎年5月に安西邸を開放して、三木睦子様はじめ教室の皆様の作品を展示販売し、ボランティア活動をされていると聞きました。
作品もすばらしいものが沢山あり、私も小品を二、三点求めました。

簡単なお食事とお庭での野立てのお茶をいただいて、満ち足りた気分で帰って参りました。
本当に有り難うございました。