平成25年10月6日(日)
於 横浜(三溪園)・隣花苑


横浜(三溪園)・隣花苑

(表)発句蜻蛉にしじまさざ波立ちにけり光 義
脇句 こぞりて詠まむ秋隣花苑 らいむ
第三 天高し五重の塔を見上げゐて壊 殻
四句テンポイントに夢を見し頃行 松
五句 朝刊におどる見出しや雪催 峻 坊
六句 石の仏にせめて酒など榮々峰
(裏)初句菜の花や埋もれむばかりへんろ路光 義
二句春の風受けそよぐ黒髪洋 々
三句ざわめきに待てぬものあり春炬燵らいむ
四句星砂を咬む波頭かな壊 殻
五句麦秋やあなたは何と云ふかしら 行 松
六句父の小言や今宵身に入む峻 坊
七句子と来たるパールハーバー無月かな榮々峰
八句火の祭にも鼓動のリズム光 義
九句北の果地球の命響き有り洋 々
十句浪漫求めてボヘミアン生くらいむ
十一句越えて行く吉野の山や桜散る壊 殻
挙句 目覚めて瀬戸の朝日見るかな 行 松