東京には珍しく雪が降っております。なんでも6年ぶりの雪だそうな。

 そう、この案内文を書いているのは1月21日の土曜日……。

 いつもは休日といえども何人かが出勤しているオフィスには他に誰もいません。

 窓から見える綿毛のような雪。音もなくしんしんと降り積もる静かな世界。

 そういえば遠い昔、たしか小正月の日に寄り合って鏡餅を開いてぜんざいを食った記憶があります。

 その日も高松では珍しくしんしんと雪が降っていたような……。


 雪に溶けてしまいそうな 遠い思い出は さておきまして、新暦新年は 20日ほど過ぎましたが、皆様明けましておめでとうございます。

 神田会会員の皆様には穏やかななお正月を過ごされたことと思います。

 さて、こんな寒い静かな日にはどこかに集って一杯やりたいものです。

 まずは熱燗で一杯、あとはぬるめのお燗。アテは飯蛸、天ぷらなんか。身体がぬくもったらビールでのどを潤して、うどんでも喰って。(なんだか書いていてよだれがでてきた。)。

 ということで、来る2月11日(土・祝建国記念の日)に神田会では恒例となりました『餡ころ丸餅・白味噌雑煮で新年を祝う会』を開催します。

   回を重ねて(おそらく4回目?) 新年は渋谷『高松』がないと新年になった気がしないという方もそろそろ何人かいらっしゃることでしょう。

 私ごとですが、今年は高松に帰省しなかったので、餡餅雑煮が喰えんかった。

 さすがにこちらお江戸では丸い餡餅を売っておりません。かといって大福を雑煮に入れるわけにもいきません。私自身も今年のあんころ餅雑煮を待望しています。

 いつもこの会に餅を送ってくれる三木町に大変立派なご実家がある佐治タマちゃん(H3年卒)がとっても有り難く感じられます (そういえば三木町は近年の市町村合併でどうなったのかしらん。なんか「さぬき市」やら「東かがわ市」やらあんまり昔はなかった市ができとるし、牟礼と庵治は高松に吸収されるようだし、そういえば入江先輩の長尾もどっかの市になったようやし、三木町はどなになったんかいの?)。

 タマちゃん今年もありがとう。

 タマちゃんの実家(我々は佐治さんの実家を「さじっか」と言ってますが)のご両親、ご親戚ご一同様には本当に感謝感謝、毎年感謝です。

 はたまた、お休みのところをわざわざ休日出勤して店を開けていただける『高松』の藤村ご夫妻にも感謝感謝、毎年感謝です。

 ということで 神田会 平成18年の新年会のご案内を申し上げます。


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

  開催日時 :  2月11日(土・祝建国記念の日) 
            13:30~(いつものとおり時間厳守ではありません)

  場所   :  さぬきうどん「高松」

   渋谷区渋谷3-7-7 (渋谷警察署裏の方)
Tel 03-3406-0865

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


 最近、この讃岐風(といおうか高松風或いは東讃風?このあたりは 以前に議論をし、高松説、讃岐説、東讃説、地域ではなく家ごとに違う説など侃々諤々、まだ決着がついておらん・・・大体 神田会の議論は 半ば酔いのせいとは言え、決着というものが一向につかない。よって 今年もまだ議論が続くのやろう。)の「白味噌仕立てアンころ丸餅雑煮」もかなり知名度が上がってきた。

 我々神田会の讃岐文化の全国への啓蒙活動が、ここにきて成果を上げていると言わざるを得ない。

 文化程度の低い 江戸地方始め 他国の者は 「白味噌と餡ころ餅の雑煮」と聞くだに おそるおそる口をつけるが その味の調和に驚嘆し 讃岐文化の高さに感嘆し ついに 病みつきになるというのが つねで 讃岐ではないが 今年もあるなら あの白味噌餡ころ餅雑煮を食したいという希望が全国津々浦々から 澎湃として聞こえてくる。

 我々神田会は、文化活動として、神田会会員の皆様のご家族、お友達、同僚の方々で この讃岐文化を味わいたいという方なども 皆様方の紹介さえあれば 参加を歓迎しています。

 「白味噌仕立てアンころ丸餅雑煮」を知らない蒙昧なる者を啓蒙することが 我々讃岐人に天から与えられた 高貴なる者の義務と定め メンメだけでおいしいものを食べようなんて考えずに ご家族、親戚、愛人、痴人、友人などを誘って 賑やかに ご参加戴き 賑やかな新年会を楽しみたいと思っています。


 今年はちょうど建国記念日。ということは昔の紀元節。

 紀元節はたしか神武天皇が即位した日?を1月1日としてそれを現在の暦にすれば2月11日になったとかいうことではなかったのかいな。

 とすれば2月11日も立派な元日なのであります。

 また因みに2月11日は旧暦では1月14日であり、小正月の1日前ですので 旧暦でも まだ松の内ということになりましょうか。

 どちらにしてもおめでたいことです。

 ということでおめでたい日に おめでたい皆様と一緒に めでたく 言祝ぐ 神田会新年会 フルってご参加下さい。

 尚、申し込みに当たって、ご所望のお餅の数と種類(どうやっても餡入りはむつごーていかんと言う方がおられるので、特別に白餅アンなしも用意いたします。)を申告いただければ幸甚です。


……………出欠の返信用紙(06.2.11 第25回神田会)…………………

 ご面倒ながら、讃岐雑煮の会のご返事を戴ければ幸甚です。

fax送信 03-5282-8617 岡崎宛

参加

参加人数
餅希望    種類( 餡入り、餡ナシ )  個数 (    個)


欠席

卒業年度 氏名