精緻に組み立てられた端正な演奏だ。激しい破調の部分が加われば、柔らかみのある激情がさらに引き立つだろう('90.1.30朝日新聞夕刊・視聴室より)。
ゲストとして、トーマス・チェイビン(サックス、フルート)、アレン・ウォン(サックス)、アート・タンクボヤチヤン(パーカッション)、サム・ファルナス(サックス、クラリネット)が参加。
「このアルバムでもっとも意識したのは、いかに1960年代のジャズの持っていた表現のための自由な心を、90年代に受け継ぎ、表わすかということである。」(藤原)。
(発売元 TDKコア)
1994年(H6)2月、ニューヨークのジャズクラブ「スウィート・ベイジル」に出演、ライブレコーディングしたもの。出演は、MG4のメンバーの他、ゲストとして、アレン・ウォン(サックス・フルート)、橋本一子(ボーカル・キーボード)、ゲイブリエル・ジャレット(パーカッション)。橋本一子は、YMO、渡辺香津美MOBOなどに参加するなど幅広い音楽活動を展開、また、ゲイブリエル・ジャレットは、キース・ジャレットの息子である。
藤原の生真面目な性格を反映した端正なスタジオ録音に比べ、セプテットのほとばしる激情があふれ出るホットなライブである。(ユニコム「HOT LETTERS」より)
(発売元 TDKコア)
ベースのソロアルバム。ジャズが趣味でない人にとって、ベースのソロを全曲聞くのは、つらいようにも思えるが、このアルバムは、聞けば聞くほど味がでて、たいくつしない。
「アルコ奏法にかけては現在彼の右に出るものがいないと敢えて言いたいほど、正確なピッチといい、弦の精妙かつダイナミックな美しいソノリティーを引き出すボーリング技術の卓抜さといい、目を見張らされるすばらしさだ。・・・この正確なピッチや起伏に富むダイナミズムを生むタッチ(弦と手の関係)は、むろんのこと、ジャズ的なピッチカート奏法でも発揮されている。」(アルバム「BASS」より)
(発売元 壽限夢)
「枯葉」「サマータイム」「鳥の歌」などポピュラーな曲が選ばれており、聞き易いアルバムになっている。2曲目は「ブリーカー・ストリートのテーマ」。ブルースであり、藤原のアルバムとしては珍しい。
最後の曲は、「パープル・クラウド・マウンテン」。直訳すれば、「紫雲山」。
藤原の母校、香川大学付属小学校の校歌である。
(発売元 キングレコード)