児童文学者 脇 明子(わき・あきこ)



脇明子(現姓 歌崎明子)
高高昭和41年卒


略歴

 昭和41年高松高校を卒業

 東京大学文系部大学院比較文学科卒業

 現在、ノートルダム清心女子大学教授

 祖母は、北原白秋門下の歌人の脇須美。
 母は、高高玉翠会本部の副会長をしている脇和子さん。
 ちなみに、脇和子さんも、『記憶の中の四季』(菩提樹書房、2427円)の著者がある。


出版

「ファンタジーの秘密」沖積舎

「幻想の論理」講談社現代新書348

「あたごの浦」福音館書店

「おかぐら」福音館書店

 翻訳は、岩波書店愛蔵版「不思議の国のアリス 」、「ムルガーのはるかな旅」ハヤカワ文庫など、極めて多数。


作品の紹介

 「ファンタジーの秘密」

 ファンタジーの特徴を、「不思議さの気配」と定義づけ、こうした不思議さの気配を含まない限り、魔法使いが出てこようと、過去の世界へ迷い込もうと、本当のファンタジーではないと言う。

 そして、ファンタジーとは何かを、各作品を詳細に分析することにより、解明しようとしている。

 ファンタジーを、ここまで詳細に分析した本は他にはないのではないだろうか。

 ファンタジーの世界は、ゲームの世界でも盛んに取り入れられ、また、ハリーポッターの影響もあり、今後注目されるジャンルであると思われるだけに、かかる分析は貴重である(ちなみに、ハリーポッターが、ファンタジーなのかどうか、脇明子さんに聞いてみたい気がする)。

 「あたごの浦」

 ある月のきれいな晩のこと。
 あたごの浦に、魚たちがたくさん集まって、歌えや踊れの大演芸会が始まりました。
 月夜の浜辺の、とぼけたような奇妙なおかしみのある、魚たちの演芸会のお話。



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