拝啓

 盛春の候、お変わりありませんか。
 盛春の青春に回帰する神田会のご案内を申し上げます。

 今回の神田会の雑談コーディネーターは、「ヒゲの中山さん(50年卒)」です。

 中山さんは、日立プラント建設でイスラム世界で活躍しています。

 中山さんは、イスラム世界では髭が生えていない男は信用されないと言われ、業務上の必要からヒゲを生やしたところ、その容貌からフセインの隠し子ではないかとの噂がベイルートで囁かれ、そのため営業成績が飛躍的に伸び、会社にとっても不可欠の人材として活躍中であります。

 日本の常識は世界の非常識といわれて久しくなりますが、我々は、日本の何が非常識なのかがもう一つわかりません。
 中山さんからイスラム世界の常識の話を聞けば、また、新たな世界がみえてくるのではないかと思います。

 前回の神田会で、中山さんは、イスラム女性の蜂蜜を利用した肌毛処理について紹介されましたが、今回も、我々の知らない話、あるいは、一夫多妻制のように、話は聞いたことがあるが実際の内容は知らないということなどについて、うんちくが傾けられるものと期待しています。

 高校仲間と高松弁で、暫しイスラム世界に遊びに行きましょう。

 と、少し高尚なことを言っていても、実際には、ラマダーンの絶食の後の宴のように、いつものように演者の話などは聞こえないような、賑やかな飲み食いの会合になるとは思いますが。


 大きな座敷ですので、これまでの最高記録の40名が来てもまだ余裕があります。
 いつものように一人ではなく、イスラム世界の話を聞きたい友人でも、フセインの隠し子を見たいという噂好きの先輩でも後輩でも、これまで参加した人も参加したことがない人でも、誘ってご参加下さい。

 また、三崎屋先輩のように、「邦子さん」と一緒に参加されるのも、勿論歓迎します。今回は一夫多妻の話もありますので、奥様と一緒に話を聞こうとお考えの方や、「家内がもう少し理解があったらのぉ」とボヤいている方も、ぜひ奥様連れでご参加下さい。

 なお、女性は、別に名前が邦子さんに限る訳ではなく、また別に奥様に限るわけでもなく、また、美人を制限している訳でもありません。
 毎回申し上げますように、むしろ、出席さえすれば、楽しくなって女性は全て美人になれる会で、出席されればされるほど美人になっていき、欠席されると容貌について保証できかねますという恐るべき会合でもあります。

 「容貌とは、輝きである」といいます(今私が思いついて言っているのでありますが)。

 神田会に出席すれば、知らなかった世界の話で脳が刺激され、更に日頃の標準語から高松弁へのバイリンガルの訓練をして脳を刺激し、アルコールを入れて昔の近所や学校の話をして故郷を感じられるのですから、容貌に燦然たる輝きがでてこない訳がありません。

是非とも、みんなで楽しく高松弁で盛り上がりましょう。

敬具