ときは秋。
 皆様方には、龝に相応しい風流の道を歩まれていることと存じます。
(ご承知のとおり龝は秋の本字)

 さて、高高神田会の21世紀秋の会合は、フセイン中山企画実行委員長、神崎・池上・入江企画実行副委員長、小山・小島平委員が長期間の企画推敲の後、次のとおり秋にふさわしい企画をしましたので、第14回神田会のご案内を申し上げます。

 開催日時:2001年11月5日(月曜日)午後6時00分
(今回は時間厳守可、但し受付開始は会場都合で5:50)
 場  所: 文京シビックセンター26階「スカイルーム」
       文京区春日1-13-21 Tel 03-5803-1170


フルート演奏:白川 真理(52年卒)

 このノッポビルは、後楽園、東京ドーム傍の唯一の高層ビルです。
 地下鉄丸ノ内線と南北線の「後楽園」から歩いて1分、
 三田線「春日駅」から3分、
 JR水道橋駅から8分で、
 駅で空を見上げれば分かると思います。

 なお、11月5日は、旧暦9月20日です。
(企画としては、当初は、一番満月に近い旧暦9月16日を予定しておりましたが、会場の都合で、満月に一番近い月曜日にしました)。

  因みに、神崎委員の調査によれば、当日は月齢19.3、月の出19:48(東北東)だそうです。

 月を愛でるに、満月では少し度が過ぎるということで、このようにしました、と委員会のメンバーが負け惜しみを言っておりました。

*まあ、神田会のメンバーやから、こんなもんでええやろ、とも言ってました(言ったのは私ではありません。私は、単に、そんなもんやろ、と言っただけです)。

 また、当夜名月の下で、月に因んだ名曲を吹いてくれるのは、52年卒の白川真理さんです。
 白川さんは、武蔵野音大卒業後、ミュンヘンのM.アドリアンさんの下で研鑽をし、「ムジカ・フィオーレ」に参加するなど演奏活動で活躍しているフルーティストです(なお、余事ながらflutistは、フルート奏者で、果物を食う人ではありません)。


 皆様もご承知のとおり、満月が南天に昇るのは夜中近くで、8~9時頃に、名月を見ながらフルート演奏を聞くというのは、都会では場所の選定が非常に困難でありましたが、文京区で突出したビルの26階ホールを発見して、我々のパーティの時間に本当に名月が見えるこの場所を確保したものであります(因みに食事は25階の椿山荘が用意します)。


名月に、フルート演奏。
何か、偉く雰囲気がありますね。

 まるで、高中・高高卒業生の会合とは想像できませんが、神田会もフセイン・中山委員長が言うように、いよいよ成長していくということでありましょう。

 とは言え、なんと言っても、成長過程の神田会、今回の会合も、当然大いに呑んで大いに高松弁で騒ぐのだろうと、容易に想像され、企画委員会のメンバーを見れば、その想像は正しいのだろうと思わざるを得ません。

            とは言え、この企画委員会は、当日は、会場にススキとダンゴを飾って、句会もしようと企画しているようでもあります(*でも、会場は団子等持込み禁止です!)。

 なお、企画委員会では、出席者が月に因んだ30秒スピーチをするようですので、風流な月の事前調査を楽しんでおくことも面白いと思います。

  *30秒スピーチ例「52年卒神崎です。日の出時間は太陽が頭を出した時間ですが、月の出時間は、月が半分程出た時間です。月は欠けて、頭が見えないことがあるからだそうです。」とか、「中山です。月桂樹の月を調べました。よー分らんかった。まあそんな事えーから、呑も呑も」。

 まあ、こんな企画が、どうなるか分かりませんが、どうなるかを見るだけでも価値があり、多分時間不足でフルート演奏以外は何もできないのではないかも思いますが、企画の失敗したのを一緒に大笑いするのも極めて健康的であります。

 そういうことで、皆様ご多忙ではないでしょうから、是非とも暇つぶしに、名月の観賞とフルート演奏を楽しみにご参加下さい。

 今回の会合に出席すれば、名月を観賞しつつ、フルートで「荒城の月」は勿論、皆様ご存じの名曲「月光ノクターン」も静かに聞け、ダンゴも食えて(多分)、更に駄句会にも参加できて讃岐弁で騒げるのであります。

 また、それのみならず、実に、白川真理さんのリサイタル(12月14日(金):ルーテル市ヶ谷センター)の切符も3000円で購入できるという特権も与えられるという豪華絢爛、質実剛健堅忍不撓屋島山頭旗樹のような会合で、どうしても、参加せずにはおられない会合であります。


 このようなことですから、日頃から風流の道を歩んでいる神田会の大西先輩、三崎屋先輩などは、もちろん日頃の風流道の一環として参加されるでしょうし、そして日頃風流とはほど遠い方も人格陶冶のために出席されるに違いありません。

 *あっ、人格陶冶は、あの先輩のことや?いや、あいつだ、とお互いに推察されるかも知れませんが、私は、そのようなことについては一切ノーコメントです。

 また、このような企画であれば、当然これまで参加されたことのある女性は出席されるでしょうし、最近は若い風流を好む女性も参加されるようになってきましたので、今回も出席されるでしょうし(平成3年卒の佐治さんは、早くも団子の準備を企画中です)、名月のように静かに上品な永野先輩も当然華やかに美人の一人として出席されることと思います。

月夜に美人というだけで、一幅の絵画のようだと中村先輩始め、美術愛好家も出席するに違いありません。

このように、早くも、皆様方多くの出席が見込まれております。



 なお、前回同様、参加資格の制限を設け、「上品な」高中・高高卒業生及び関係者の参加ということになります。
 上品の基準は、前回は「久保兄先輩は極めて上品」という基準でしたが、今回は、より厳しく、久保弟先輩も基準に追加し「久保兄弟先輩は、そこそこ上品である」という基準にしますので、皆様方においては、自主的にご判断下さい。

 自分は、久保先輩ほどは上品ではないが、それに近づくべく努力をしようと決断された方も、その努力の決意に免じて、今回も特別に参加資格が認められます。

 また、いつものように、神田会の会員も、その家族も、家族予定者でも、楽しいときを過ごしたいという方は是非参加して下さい。
 池上さんの奥様は、今回は会場視察で池上さんに同行されており、当日も池上さんの行状の監督に出席されるはずであります。

 このように、日頃の配偶者の行動に不信を抱いている方が、神田会というのは、本当にやっているのかと確認するために参加戴くことも歓迎致します。

 また、長期欠席の三崎屋邦ちゃん夫人の出席も期待されております。
 そうだ、今回は、会場も広いようだし、会場費は、人数が多くなれば安くなるから、皆様ご夫人、旦那などの配偶者或いは恋人と一緒にご参加下さることを原則にしましょう(企画委員会としては、多数参加を期待し会費は、一人5~6千円位にしたいと考えているようです)。

 勿論、同伴者がなくても参加可能です(銀座のバーではないのですから)。

 こうすると、神田会だ、と言って毎週のように呑んでいるフセイン中山企画委員長の第一夫人も、参加され、疑問氷解か疑惑増大か、これまた楽しみでもあります。

 とまれ、静かな秋の名月に酔い、フルート演奏に酔い、そして、高松弁にも酔い、当然アルコールにも酔い、秋の宵いはヨイヨイヨイと、皆なで大いに盛り上がって楽しいひとときを過ごしましょう。

 ほいたら、そのときに、またお会いしましょう。
*標準讃岐語委員に讃岐の標準語は、「ほいたら」でなく「ほんだら」やと指摘されました。ほんまですかね? 月夜に議論しましょう。 P.S.なお、ススキの用意や飾りつけをしたい方、だんごの差入をしたい方、俳句の会の宗匠をしたい方、その他積極的に参加をして遊ぼうとお考えの方、白川さんの切符を早めに欲しい方は、10月25日(木)の夜にシャン・ドウ・ソレイユ(千代田区内神田1-10-6のイタリアレストラン―「ベルギービールの会」をやったとこです。℡5281-0333)で行われる最終企画会議にご参加下さい。

 この会では、佐藤・佐治コンビが月見団子について蘊蓄を聞かせてくれる予定で、この会議の名称は「月がなくても団子を空海・ついでに切符も航海」です。


                                        ご面倒ながら、名月フルートコンサートの半月前を目処にご返事を戴ければ幸甚です。
(なお、mailで案内を受けた方は、そのmail発信者に返事戴いて結構です)。
今回の回答用紙も、忙しいでしょうから、簡単な回答にしました。よろしくお願いします。

[返事通信用]………………… 返事(11/5第14回高高神田会)………………………
fax送信 03-5282-8617
e-mail cxl02735@nifty.ne.jp *(最初のCXLは英語、後の02735は数値です)

(かっこ内の数字は出席可能性の率です)
□ 急用等がない限り出席します。(97.8%以上)

□  ほぼ間違いなく出席します(80%程度)

□  多分出席します(75%位)

□  出席できると思います(55%)

□  出席したいのですが、分かりません(40%)

□  出席できないと思いますが、ひょっとすると出席できるかもしれません(20%)

□  欠席です(1%)

                年卒  氏名   

その他の意見等(同伴者情報等)
――暇な方は、何故このような暇な会に出席するのか、理由をお書き戴ければ、私の暇つぶしになって、私一人が楽しめます。