春爛漫の候から初夏の薫りが感じられる気候となりましたが、皆様爛漫とされてますか。
さて、高高神田会の21世紀最初の会合は、次のとおり「味のある会」をやることになりました。
ご案内申し上げます。
開催日時:平成13年5月9日(水曜日)午後6時29分(時間不厳守)
場 所: 神田 ふじ川
千代田区神田淡路町2-4-6 Tel 03-3253-3939
今回の会合も、当然大いに呑んで大いに高松弁で騒ぐのですが、雑談コーディネータは、世界で初めて味のセンサーを開発・製造したアンリツの池崎秀和君(52年卒)です。
池崎君は、世界でも珍しい、味の研究開発で工学博士を取得した「味博士」です。
池崎博士が九州大学の都甲教授と共に味の研究をして成果を上げた経緯は、都甲教授の「旨いメシには理由(わけ)がある」という角川oneテーマ21文庫シリーズの本に紹介されています。
(真面目な方は、この本を読んで予習してきて下さいーまあ、無理やとは思うけど)。
AERAの昨年の10月号にも池崎博士が紹介されてました。
彼は、今、話題の人であります。
世界で初めて、人間の神経メカニズムと同じ原理の味覚センサーの実用化は、味の世界の革命的な出来事で、池崎君がノーベル賞の受賞の候補者になろうとしている理由(わけ)であります。
素人判断だと、味センサーと聞くと、例えば塩分の濃度が数値化されてでてくると思いがちですが、この味センサーの凄いところは、人間の知覚神経と同様なシステムをとり、塩分濃度ではなく「塩っぱさ」が計測できるということのようですよ。
アボカドにわさび?油をつけるとトロに似た味がすると言われますが、それが池崎君の味センサーで見ると、よく似た味であることが分かるのです。
先日、久保先輩と呑んだ時に、焼酎に胡瓜(キュウリ)をいれると、メロンの味がして、貧乏人はこのようにして日頃食えないメロンを味わうということを教わりましたが、「胡瓜に蜂蜜」をかけて食うと、本当にメロンの味がする、ということが上記の本に載っており、味センサーでも証明されるそうです。
「バニラアイスに?油をかけると『みたらし団子』になる」なんてのや、「麦茶にサイダーでビール」に似るということも紹介されております。
面白いですね。誰か、この会に参加する前に予習実験をしておいて下さい。
勿論、水の味、ビールの味も計測できるそうですしワインも可能だそうです。
有志の方でワインなどを持ち込んで戴ければ、センサーで(勿論当日参加の人間センサーですが)味見しましょう。
今回の会合に出席すれば、彼がノーベル賞を受賞したときに、「今度ノーベル賞を受賞したのは、俺の後輩(先輩)だぞ」という自慢をすることが可能になりますし、当日、真面目に、池崎博士の話を理解すれば(理解できればの話ですが)、それに伴って「君、味というのはね、要はこういうことなんだよ」と講釈をたれることさえ可能になります。
こんな珍しいことを研究している偉い博士から、直接有益な話を、飲み食いしつつ且つ酔っぱらいながら、その酔っぱらいでも分かるように話が聞けて、いつでも思いついたら質問もできるという機会なんてのは、高高卒業生のみに与えられた特権です。
ほんまに、出席せんと損や。
また、世界でも珍しい、味を科学することに挑戦する池崎君を、皆で激励して、是非ともノーベル賞を受賞し、且つ、味なビジネスでも成功するように激励する会合でもあります。
某先輩のように、お金が余っている方や、お金は余ってないけど、少し投資なんてものをやりたいとも考えている方は、池崎君が将来設立するビジネスに出資してみるのも興味深いところでもあります。
こんな具合ですので、次回の神田会は、相も変わらず、高松弁の賑やかな単なる酔っぱらいの集まりのようでありながら、実は我々が何も知らない「味」について科学的に且つ分かりやすい話が理解できるという極めて有益な楽しい会合になります。
なお、今回の会場の「神田 ふじ川」は、これまで何度か神田会をしている淡路町から歩いて2~3分のところです。
そんなこんなで、次回の会は、味な話を知りたい方も、ノーベル賞を受賞する科学者というのはどんな顔をしているかと見てみたい人も、いつも上手な料理を作りたいと心がけている殊勝な方も、いつも家庭で黙ってマズイ飯(或いはまずそうに飯)を食ってる人も、料理自慢の奥さんや旦那をもっている方も、味というのはビールや酒も含まれているはずだから、アルコールの味について研究をしたい方も、出席が不可欠です。
次回は、味の話なので、当然これまで参加されたことのある女性は出席されるでしょうし、その方々から紹介を受けた方も出席するでしょうから、いつものように美人で一杯の華やかな会合になります。
27年卒の永野先輩も当然華やかに美人の一人として出席される予定です。
これだけ美人が出席すると、味の話をそっちのけで男性も出席するに違いありません。
なお、今回からは、参加資格の制限があり、上品な高高卒業生のみの参加となります。
自分は上品であると思っている方、少し下品なところがあるが当日は上品に振る舞うと心に誓う方のみが出席資格があることになります。
一応上品・中品・下品の判断は、「久保先輩は極めて上品である」という基準にしますので、皆様方において自ら自主的に判断し、自分は、久保先輩ほどは上品ではないが、それに近づくべく努力をしようと決断された方は、直ちに、出席のご返事を下さい。
また、いつものように、神田会の会員も、その家族も、家族予定者でも、楽しいときを過ごしたいという方はいつものように参加して下さい。
春に浮かれて、大いに飲んで、大いに勉強して、新しい発見をしつつ、高松弁で大いに騒いで、大笑いをして、皆なで大いに盛り上がって楽しいひとときを過ごしましょう。
ほいたら、そのときに、またお会いしましょう。
ご面倒ながら、いつものように返事を下さい。
今回の回答用紙も、忙しいでしょうから、簡単な回答にしました。よろしくお願いします。
[返事通信用]………………… 返事(5/9第13回高高神田会)………………………
fax送信 03-5282-8617
e-mail cxl02735@nifty.ne.jp *(最初のCXLは英語、後の02735は数値です)
(かっこ内の数字は出席可能性の率です)
□ 急用等がない限り出席します。(97.8%以上)
□ ほぼ間違いなく出席します(80%程度)
□ 多分出席します(75%位)
□ 出席できると思います(55%)
□ 出席したいのですが、分かりません(40%)
□ 出席できないと思いますが、ひょっとすると出席できるかもしれません(20%)
□ 欠席です(1%)
年卒 氏名
その他の意見等(同伴者情報等)