東京王翠会の皆様はじめまして。
本年4月より徳島王翠会会長をお引き受けした太田房雄です。
昨年までは渡邊謙前会長のもとに副会長をしていた時、本総会誌(第22回東京王翠会総会プログラム P22~23)に寄稿し、その中で格段に低調な徳島玉翠会を東京玉翠会と比較・分析結果を記載しました。
文章が苦手な私には苦痛ですが、今回原稿依頼を受けて、会長就任という事もあり挨拶をかねて「徳島王翠会の活動」に関する話題を提供することで、寄稿を再度引き受けしました。

渡邊前会長らが時折本総会誌に寄稿されていた昨年以降、目新しい活動もないようですので、4月からの会長就任前後における活動を含め、徳島王翠会の活性化に関する抱負などを述べて責務を果たしたいと思います。

徳島王翠会は総会以外にこれという活動をしていませんでした。
総会と言っても出席者を確保するのに腐心していました。
今後の活性化には、「新しい執行部を組織化すること」、「各年代層より執行部に入っていただくこと」、「女性の参加を促すこと」の三大方針の下に、今年前執行部と新執行部との間で今年初めて新年会を持ちました。この会で、2005年度以降の活動についての方針を話し合いました。

私からの提案として、旧執行部からの円滑な移行のために新執行部に留任役員を置く。
会長、副会長、事務局、会計幹事に加えて「教育・就職支援担当部」、「女性・生活支援担当部」、「広報・渉外担当部」を設置する。
これらの担当部設置理由として、
1)若い世代に将来の役員など執行部で活躍できる働き手を作る。
2)徳島玉翠会にあっては大学関係者が多いこともあり、大学外から主婦の参加による活性化を図る。
そのためにもIT(Information Technology)の習得を目指す担当部(教育・就職支援と女性・生活担当)が重要である。
3)会員との連絡及び他府県の王翠会との連絡・調整は全て会長らがこれまで行っていた事を、新体制では専属の担当部を設けて、1)を促進し活性化を図る。

以上のような組織体制の下に4月より活動を開始するのですが、はたして思惑通りに活性化できるかどうかは今後の執行部の活動いかんによるでしょう。
その第一弾として5月の連休後に執行部で会合をもち、今後の方針を具体化する事になりました。

さらに、前執行部より預かった繰越金の保管を金融機関に任せるには会則が必要であることから、急いで会則を作成することにしています。

特に重要な事は、上記22回総会プログラムでも述べましたが、お互いの連絡に関する方法が電話から電子メールに移行しているにもかかわらず、多くの会員がメールの受信・送信等にコンピューター(PC)の利用に苦心していることを改めて知らされました。今後は、従来の電話や郵便から電子メールなどのITによる情報交換をしなければ、とても活性化できないと考えています。

とはいえ、人と人との接触なくしては徳島玉翠会の活性化は困難だろうと思います。日本中活性化の波の中にあり、時問との戦いの中でいかに人と人との接触をはかりながら、ITを駆使して、活性化を目指すべく端緒に着いたところです。
東京王翠会会員の皆様には、今後とも徳島王翠会に対して暖かいご支援を賜りますようにお願いをして、本総会誌への投稿とさせていただきます。

徳島玉翠会会長 太田 房雄 昭和36年卒(山麓会)