徳島玉翠会7回総会
第7回徳島玉翠会総会 平成11年11月14日 於 ホテルクレメント徳島


新しいミレニアムの記念すべき年、しかも、その2000年の後半折り返し初日に当たる7月1日に、第18回東京玉翠会総会が盛大に開かれますことを、徳島玉翠会を代表して心からお慶ぴ申し上げます。

徳島玉翠会の近況をお知らせする前に、例によって徳島の周辺環境のご説明、ご紹介をさせていただきます。

このところ、毎年、本四架橋の話題から書いて来ましたが、今年もまた「橋」からです。
この原稿を書いて(打って)いるさなかの4月22目、徳島と淡路島を結ぶ大鳴門橋に新しい観光の名所が誕生しました。
名付けて『渦の道』。
橋面の下側、本来は新幹線の鉄道が走るはずだったスペースが、空白の空間になっているのがもったいないと、そのスペースを利用して、鳴門市側から長さ480メートルの遊歩道を造ったのです。
名物の大渦を海上45メートルの空中から見下ろす迫力は満点。
しかも、高所恐怖でない方なら、強化ガラス張りの床に立てば空中浮遊感覚で観潮もできるという趣向です。

渦見物にわざわざ首都圏から徳島まではね、とおっしやるあなた。
淡路島では花の博覧会「ジャパンフローラ2000」が開かれていますよ。

徳島を一端とする高速道・四国縦貫道の最大の泣き所であった池田(徳島県)―川之江(愛媛県)の未開通区問も今春やっと完工し、四国四県都を直結する「Xハイウェー」が完成、直通バスも運行されていますので、四国島内交通の時間距離は随分縮まりました。
明春には、高松から板野(鳴門市の西の隣接町)まで四国横断道が開通するなど、21世紀に向けた交通インフラは整備がすすみます。

それに引き換え、わが徳島玉翠会の方は特筆すべきトピックスがないのが残念です。

メーンイベントの第7回総会を99年11月14日、恒例の会場であるJR徳島駅ビル・ホテルクレメントで開きました。
玉翠会本部から副会長の岩部隆、南繁文両氏、母校から溝渕利博教頭先生、寺師明美、清谷守之両先生をお迎えし、徳島の会員約40人がご来賓の方々や会員相互との懇談、懇親を深めました。
母校の野球部が翌春の甲子園大会に出場できるかどうかの最終関門となる四国大会が、総会の翌週に徳島で開かれる直前だったので、話題も豊富で大いに盛り上がり、例年にも増して楽しい総会となりました。

玉翠会の中では末弟の徳島玉翠会も満6年を過ぎ、よちよち歩きからやっと小学生になりました。今年は陣容を立て直し、マンネリ打開をと考えています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

徳島玉翠会会長 松浦健司 26年卒業