徳島玉翠会会長 松浦 健司

東京王翠会の盛大な第13回総会をお祝い申し上げます。
去年の今ごろは猛暑にあえいでいたのを思い出しますが、今年の首都圏はいかがでしょうか。物騒な警察庁長官狙撃事件、地下鉄サリン、青酸ガス事件などの恐怖を乗り越え、日々ご活躍のことと存じます。この原稿を書いている5月中旬までの、おどろおどろしいオウム騒動が解決して、すっきりした気分で心から楽しめる総会を迎えておられるよう祈りつつ、のごあいさつです。

昨年ご報告しましたように、徳島玉翠会は母校の創立百周年の節目の年を契機として平成5年5月に産声を上げ、さる5月20日、3回目の総会を関きました。東京や関西玉翠会のようなマンモス会と違い、総勢400に満たない小さな組織だけに、総会といっても40人余りの出席で、その代わりほとんど全員が顔を合わし、親しく語り合える家族的な雰囲気の集いなのが特徴です。

県庁や国の出先機関、公、私立大学、県内有力企業、会社などの要職に就かれている会員が多く、少しオーバーにいえば、徳島のリーダーシップをわが会が握っているといえましょう。

残念なのは発会して日が浅く、規模も小さいことから、総会以外にはほとんど活動らしい活動ができていないことです。阪神大震災の時などは関西玉翠会の皆さんの所へ救援に駆けつけられるくらいの行動力が欲しいところですが、まだそこまでの余力がありません。差し当たりは会報の定期発行、せめて年一回くらいの懇親の行事を持ちたいと考え、当面の課題としています。

徳島玉翠会の着実な前進を目指して、会員一同力を合わせようと総会で申し合わせたところです。どうか皆さんのご協力ご支援をお願いします。
最後になりましたが、東京玉翠会のますますのご発展と、会員の皆様のご健勝を祈念します。






徳島玉翠会第3回総会
平成7年5月20日(土)阿波観光ホテル