ニューオリンズの水害や日本各地での地震、さらには黄砂も例年より凄いなどの天候異常が地球温暖化現象として気になる毎日ですが、東京王翠会のみなさまお変わりなくご活躍のことと存じます。

 昨年、東京王翠会へ出席して、出席者が1200名に近いとは驚きましたが、日本を動かしている人達の中に王翠会の方が沢山いることにも気付き、心強く感じると共に日本を良くするための責任も感じました。

 東京と違い岡山は地震も少なく、新鮮な魚、果物、水なども豊かで、郷里の高松より自然環境は恵まれているといつも幸せを感じています。

 さて、昨年の第27回岡山総会(アークホテル・岡山、平成17年10月16日)(写真上)には恩師の溝淵利博校長、植松紀子先生、門脇禎人先生、来賓として真鍋武紀香川県知事、塚本條県議会議長、太田房雄徳島王翠会会長、本部から多田野久会長、大西大介副会長などの出席をいただき楽しく開催いたしました。

 真鍋県知事から、岡山で行われた国体での香川県の成績や、多田野会長から春の選抜野球大会での応援の最優秀賞受賞のすばらしさ、王翠会の団結力の強さのお話など嬉しく伺いました。

 岡山玉翠会は今年28周年になりますが、昨年の総会での溝淵校長先生の最近の高高の教育指針として、古典に学ぶ江戸時代の細井平州のお話には感動しました。

 「人の子を教育するは菊好きの菊を作るようにはすまじく、百姓の菜大根をつくるようにすべきこと」、良きも悪しきもみな食べられて世の人の役に立つということで、私達会員一同感動しました。

 また、岡山王翠会は、東京王翠会から来られた岡山市助役の井口義也氏(昭和47年卒)に加え、昨年から、仁木壮氏(昭和46年卒)が、社会福祉法人で有名な旭川荘に厚生労働省から来られています。

 旭川荘は故川崎祐宣先生が川崎医科大学と共に創立した医療福祉の巨大センターで、10施設(500床)の福祉センターと2つの厚生専門学院を持つ中四国地方の総合福祉センターです。

 ここに母校の高高出身の方が副理事長として就任されたのは、高齢化を迎えた我国では、とくに郷里の人達にとっても、誠に心強い思いです。

 今年の岡山新年役員会には早速出席いただき、太田武夫氏(昭和32年卒)、河野一郎氏(昭和34年卒)、清水育子氏(昭和32年卒)、3名の副会長、多田譲治事務局長、片山美穂会計担当理事達と楽しくお正月の会をしました(写真上)。
 向かって私の左が瑞宝双光章受章の横江了悦氏(昭和26年卒)です。
 今年の岡山玉翠会だより(第49号、3月1日発行)の仁木壮氏と植村登氏のごあいさつ文(写真下)を掲載させていただきました。
 岡山玉翠会の会員350余名がますます心強くなっていることがうかがえます。

岡山玉翠会会長 辻 孝夫(昭和30年卒)