関西玉翠会会長
樋口順一(昭和34年卒)

東京王翠会第31回総会の開催を心からお慶び申し上げます。
平素は、関西玉翠会の活動に対し何かと温かいご支援を賜り厚くお礼を申し上げます。
今年は、母校が創立120周年を迎え、王翠会本部をはじめ各支部では、記念すべき年を祝うため、色々な企画を検討しておられると伺っています。
関西玉翠会も来る10月26日「太閤園」で開催予定の総会に向け、57年卒の年度幹事が準備を進めています。
当玉翠会の最近の動きとしては、大阪香川県人会において設置された「関西香川県高等学校同窓会連絡協議会」に加わることとなり、関西地区での香川県の各高等学校同窓会の動きが伝わって来ると思います。

母校の歴史を振り返りますと、高中の前身香川県尋常中学校が明治26年(1893)に開校されました。県女は同24年に開設された私立道徳女学校が明治26年に香川県高等女学校となっています。
両校は歴史を経て、昭和23年第二次大戦後の新学制実施により、高中は香川県立高松高等学校に、県女は香川県立高松女子高等学校となりました。
昭和24年に両校を統合し、現在の香川県立高松高等学校の誕生です。

初代高松高校の赤羽廣志校長は入学式において、当時の大変な社会環境を過ごしてきた新入生に対する心配りの言葉と、高中・県女の名誉ある伝統を継承するにあたり、生徒には「伝統の継承者たれ」ー之からは共に学び励まん覚悟であると述べておられます。

その後高松高校は60余年の歴史を刻み、母校120年の歴史の約半分を占めるに至っています。「玉翠会」は昭和25年に高松中学の同窓会[玉藻会]と県女の「晩翠会」を合同し発足しました。
玉翠会は会員相互の親睦と母校の発展に期することを目的としています。母校が発展する姿は大変な歓びです。

関西玉翠会も母校の更なる発展に寄与したいと思います。
本年関西玉翠会のホームベージをリニューアルいたしました。どうぞ一度アクセスしてみて下さい。各地の玉翠会の皆さんとの交流も拡がるのではと期待いたしております。
終わりになりましたが、東京玉翠会の益々のご隆盛と会員の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。