関西玉翠会事務局長 岡  健(昭和39年卒)

第13回東京王翠会総会が開催されるにあたり、心よりお慶び申し上げます。

当京阪神地区においては、永らく玉翠会京阪神支部として活動を行い、諸先輩のご尽力により年々発展を重ねて来たのでありますが、平成6年4月から「関西玉翠会」と改名し、101年目からの新たな出発をしたところであります。
この関西玉翠会の第1回総会は昨年11月17日に開催されましたが、幹事役の昭和38年卒の諸先輩(代表岡部敦弘氏)のご尽力により、400名に及ぶ参加者を得て、新たな出発にふさわしい総会となりました。

なお、この総会において昭和34年以来、会の運営の中心となってこられた芦原義重会長(大正7年卒関西電力名誉会長)が勇退されて、関西玉翠会の名誉会長に就任され、会長には藤井義弘氏(昭和18年卒日立造船社長、現同会長)が就任されました。

年が明けて今年1月には、私共京阪神地区に居住する者にとって生涯忘れることのできない阪神淡路大震災が発生いたしました。
平成6年度関西玉翠会の事務局を担う、昭和38年卒の先輩が中心となり、年次幹事の諸先輩を通じて会員の皆さんに対するお見舞を兼ねて、その安否を確認いたしました結果、これまでのところ、不幸にしてお亡くなりになられた方が1名の他、多くの会員の方々が住居の全損、半損等の被害を受けられたことが判明しております。
年次毎に横の連絡をとりあって、被災された方々に支援を行う一方、関西玉翠会としても、年次幹事会の決議を経て、毎日新聞社会事業団を通じて兵庫県等に義援金を寄付いたしました。
大震災から、早や6ヵ月になろうとしていますが、被災された会員の皆さんの一日も早い復旧を心からお祈り申し上げているところです。

さて、平成7年度は、3月4日の年次幹事会での引継ぎにより、昭和39年卒の私達が事務局を担当することとなり、現在、10月21日の総会開催に向け、準備委員会会長木村邦彦君のもと私達高高39会関西支部のメンバーが、昭和38年卒を中心とした諸先輩のご指導をいただきながら、4つの分科会に分かれて準備に取り組んでいるところです。
未曾有の大震災により、家屋が損壊したり、または、ライフラインの途絶等で生活上相当の不便を被っておられる会員が多くおられる中での総会開催ですので、1年振りの、また久方振りの元気な姿での再会を喜び合うと共に、再生への英気を養える場にしたいと考えております。

最後になりましたが、東京玉翠会の益々のご盛隆と会員の皆様の今後のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

関西玉翠会第2回総会
日 時 平成7年10月21日(土)11 : 30~14 : 00 予定
場 所 大阪全日空ホテル


高高39会・関西支部(平成7年3月年次幹事会後)