関西玉翠会事務局長 上枝 一成(昭和38年卒)

第12回東京王翠会総会が開催されるにあたり、心よりお慶び中し上げます。

昨年は母校創立百周年を記念して、地元高松において盛大に記念行事が行なわれましたが、京阪神支部においても、幹事役の昭和37年卒の諸先輩(代表福家克彦氏)の御尽力で、360名余りの記録的参加者を得て、総会が昨年10月に開かれました。その総会において、平成6年4月より[関西王翠会]とする旨が承認されました。
そこで、ここに至るまでの歩みを御紹介し、諸先輩の御尽力に心より謝意を表したいと思います。

昭和34、35年頃より関西電力・芦原義重社長と辰巳商会・太田誠三郎会長を中心に有志の集まりがもたれていましたが、昭和38年高松高校70周年事業に際し、玉翠会本部から依頼があり、これを受けて第1回京阪神支部の公式な集まりがもたれました。
これは、前記両先輩が中心となり、京阪神地区在住の王翠会メンバーに呼びかけ、大阪心斎橋の「東天閣」で聞かれたものです。以後、毎年50名前後が集まり、支部の会長・芦原先輩のもと東天開で会合がもたれました。
昭和52年頃に高中部会の方から「そろそろ高高部会の方で事務局をするように」との要請があり、槙野密雄先輩を事務局長に高高32年卒のメンバーの方々で5年間事務局を受け持ちました。
その後、総会事務局の「卒業年次持ちまわり制」という案が浮上し、昭和57年総会事務局を昭和26年卒(高高第2回卒)のメンバーの方々が担当し、以後今日まで「卒業年次持ちまわり制」が続いています。

会場は、参加者が多くなりホテルを利用するようになりました。尚、90周年は昭和27年卒の方々が担当しました。
また、晩翠会の方々が参加されるようになったのは昭和55年からです。(晩翠会は毎年6月に総会を持たれています。)

以上、玉翠会京阪神支部の歩みについては、初代事務局長・佐野泰正先輩(高中昭和12年卒)と二代目事務局長・槙野密雄先輩(高高32年卒)にお聞きしまし た。

さて、関西玉翠会年次幹事会がこの3月に持たれ、新会則に則り、会長に芦原義重氏(大正7年卒・関西電力)、副会長に大野担氏(昭和13年卒・ホテルプラザ会長)、藤井義弘氏(昭和18年卒・日立造船社長)、島田清隆氏(昭和26年卒・東り社長)、馬場幾与子氏(昭和8年卒)を推薦することとし、又、平成6年度関西王翠会事務局は昭和38年卒の私達が担うことになり、16年間の長きにわたり玉翠会京阪神支部事務局長を担っていただいた槙野先輩より、私が事務局長をバトンタッチしました。

現在、関西王翠会第1回総会(11月27目)開催に向け、諸先輩の御苦労を追体験しつつ、準備委員会会長・岡部敦弘君のもと私達高高三八会関西支部のメンバーで頑張っています。
総会テーマは「101年目からの新たな出発」と題して企画中です。奇しくも東京玉翠会の総会テーマと軌を一にしており、ますます連帯・連携を深めていけるものと嬉しく思っております。

最後になりましたが、東京王翠会の会員の皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

追記
関西玉翠会 第一回総会
場所:大阪ターミナルホテル(JR「アクティ大阪」内)
日時:平成6年11月27日(日)11:30~14:00


高高38会・関西支部(平成5年度総会後)