囲碁同好会だより 清少納言VS紫式部

第20回東京玉翠会総会(H14.7)プログラムより





小野眞魚(28年卒)

8回大会 ヒカルの碁という漫画が、小学生から若い世代にかけて、広く読まれていることはお聞きおよぴのことでしょう。

 平安時代の天才棋士藤原佐為(もちろんフィクション)の魂が、蔵の中で古い碁盤を見つけた小学6年生ヒカルに宿り、ヒカルを囲暮の世界にみちびいていく、という筋書きでストーリーが展開します。

 このヒカルに憧れて囲碁をはじめる子供たちも多いとか。

 囲碁人口の増加を望む日本棋院にとり、望んでもないチャンス到来とばかりに、棋院は子供たちへの囲碁普及に大わらわです。


 ところで、囲碁は4000年の歴史があるといわれます。

 日本でも早くから打たれていたようで、古くは万葉集や古事記にも碁の字が現れているとか。

 ヒカルから連想されるように、平安時代には宮廷を中心に公家社会でかなり広く打たれていたようで、枕草子や源氏物語には囲碁のことが書かれているばかりか、その書かれ方から、清少納言も紫式部もかなりの打ち手だったことがうかがえるといわれています。

 二人が対戦したことがあるのか、どちらが強かったのか,手がかりになるのは両作品での囲碁の記述でしょう。
 しかし決め手にはなりません。


 先日、近所の図書館へ出かけた折、「烏鷺寺異聞」という小説を見つけました。

 篠原達明さんのものです。(ちなみに烏鷺とは碁石の白黒に由来する囲暮の別称です。)

 この小説では清少納言と紫式部が五番勝負を戦ったことになっています。

 というより、戦うに至る経緯、各対局の様子などを描写した非常にユニークな作品です。

 結果はご想像のとおり、2勝2敗で決戦、半目勝負になりました。

 どちらが勝ったかはここではいわないことにします。

 ご興味のある方は小説を読まれるか、それとも今年の9月28日(土)開催予定の東京玉翠会囲碁大会にお出でください。


 東京玉翠会の囲碁同好会は平成7年旗揚げし、丸田さん(昭和25年卒)、井上さん(昭和33年卒)、横田さん(昭和35年卒)らの献身的なお世話で、会を重ねております。


第9回大会のご案内

日時 平成14年9月28日(土)
集合 12時
対局 12時30分から18時
懇親会 18時から
場所 「安具楽・五合庵(お座敷)」
中央区銀座7丁目9−20(ライオン銀座7丁目店4階)
TEL03−3571−5570

 皆様お誘い合わせの上、幹事までお申し込みください。

連絡先
 丸田昇(25年卒)、井上榮(33年卒)、横田義直(35年卒)

囲碁同好会トップページ
高松高校東京玉翠会トップページ