平成7年秋にスタートした玉翠会囲碁大会は、井上榮さん(33年)横田義直さん(35年)等、幹事さん方のお世話のおかげで、平成10年3月に、第6回大会を和気藹々のうちに終えることができました。

 会場は長銀麻生寮で、これは木村榮二郎さん(33年)のひとからならぬ御好意の賜物です。

 大会には、いつも新人を含む20名前後の同好の士が参加しており、やや停滞気味の上位グループを集中力の残っている若手グループが激しく追い上げる展開になっています。

 囲碁大会参加には3つのメリットがあると思います。

 まず、ボケ防止です。
 医師の説では固有名詞を忘れることよりはむしろ、いろいろのことに興味・関心を失うことの方が要注意だそうで、碁は絶好です。

 次にゴルフやマージャンと違って安直で一人でも参加できる(碁会所なら一人で行ける)ということです。

 3つめは、一戦、闘わせた後の懇親会で、年次を越えていろいろの経歴・趣味の人々と遠慮なく高松弁でお付き合いできて世界が広くなるということです。

 源氏物語絵巻などみると、碁は女性の遊びだったらしく、最近熟年女性のグループを碁会所でよく見受けます。
 今後はこの大会にもっと多くの女性参加者を期待しています。
 上手下手などはどうでもよいではないでしょうか。

昭和25年卒業 丸田 晃