第5回東京玉翠会ゴルフ同好会コンペは、平成9年5月25日(日)吉井カントリー・クラブ(群馬県)にて午前9時17分スタートで開催されました。

前日の天気予報では、100パーセント大雨とのことで、皆さん覚悟の上で恐る恐る集まられたことと思います。ところが幸い、打って変わって素晴らしいお天気になり、今度はお天気の言い訳はできなくなったなと言いながらも、全員腕にヨリをかけて、三々五々スタートしていきました。

新ペリアによるハンディでネットを競った結果、前回に引き続いて、斉藤寿良氏が優勝されました。斉藤氏は吉井カントリー・クラブの支配人をされており、今回の会場もお世話をして頂いたわけですが、やはりわが庭の利が物をいったのでしょう。

この日は、東京玉翠会の会長になられる予定の辻義文さん(昭和20年、第50期高中卒業)が初めて参加されました。
日産自動車の社長から会長になられて「多少は時間が楽になったので参加させて頂きます」とのことでしたが、御一緒にラウンドしながらお聞きしたところでは、会長になったとたんに自動的に引き受ける社外の役職が120以上で、印鑑証明を揃えるだけでも大変だったとのこと。
その上、この度は経団連の副会長という要職に就かれ、日本の経済界の舵取りに参画されることになられました。同窓として大いに喜ばしいことでもあり、一層のご自愛とご活躍を祈るところであります。

今回は昭和40年、50年代の若手の参加者が多く、また女性も3人参加されて花を添えて頂きました。
女性が後輩の男性を捕まえて先輩づらをしている場面などは、男女共学を知らない老人から見ると些か奇異な感じを覚えました。

今回の参加者の中で最長老は、木下薫氏(昭和14年高中卒業)で、喜寿とは思えない豪快な玉筋で、特にインでの39は正に若い者顔負け、「一体どないなっとんな」と一同唖然としておりました。

表彰パーティが終わるころ、軽い一雨が通り過ぎましたが、却って帰路を清々しいものにしてくれました。

今回から年2回にしようという全員の希望で、次回は今年10月下旬の土曜日を予定しております。同好の老若男女の集いがますます賑やかになりますよう、皆様をお誘い申し上げる次第です。

代表幹事 打越 祐(昭和19年卒)